監督
アンドリュー・ニコル
主演
ジャスティン・ティンバーレイク
アマンダ・サイフリッド
主人公ウィル・サラス/ジャスティン・ティンバーレイクと、そしてそれ以上にヒロインシルヴィア・ワイス/アマンダ・サイフリッドが魅力的で面白い。シルヴィアが吹っ切れてアクティブになった後の名コンビっぷりがいい。二人のアクションシーンがとても好みだ。
序盤にウィルが117年もの時間を譲り受けるシーン、酒を酌み交わして二人の影が向き合いあうあの瞬間が印象的。それにこの映画の大前提となっている時間=金という設定が、もちろん色々設定考証的なツッコミが入る余地が多分にあって脆弱といえるかもしれないけれど、映画全体に緊張感を与えている。実際、ウィルたちが時間を無駄にすることはないし、映画も殆ど全編通してキビキビと進行する。
近未来SF(?)のふりをして、だいたいお話は西部劇の文法で進む。端的に言ってしまえば、主人公は社会悪と金持ちに果敢に挑戦するビリー・ザ・キット。でも、1%の勝ち組と99%の負け組を生産しつづける新自由主義という社会が進行する中で、ウィル&シルヴィアのような義賊ヒーローという類型は一層に魅力的に見える。今の時代にうってつけのヒーロー像。
☆☆☆☆☆