長谷敏司
ついに単行本化されてしまったBEATLESS!通算でもう4度目だが、面白いものは何度読んでも面白い。今年読んだ本ではぶっちぎりで最強といえる。
円環少女が僕の人生を変えたなら、BEATLESSは僕の思考傾向を変えてしまったといえる。ここに感想として切り取れるようなヤワなシロモノではない。とにかく読んでから一緒に論じよう。徹夜で。
★★★★★
グレッグ・イーガン
イーガン短篇集3つ目! この人くらいシナプスを情感的に書く人はいない。
数学世界の境界線を巡る「ルミナス」、ロボット&量子論SFの「一人っ子」が素晴らしく面白い。特に「ルミナス」とか、すごくワクワクするSFネタで妄想が止まらない。
ちょっと理系ロジックが足りてないので、誰か解説会やろうぜ!
☆☆☆☆
北野武
少年の心を忘れないかわいいヤクザさんたち。頭が足りない感じがするがそこはよい。
生ぬるい人情物に落とさず、とにかく最初から最後まで徹底的に悪いお話である意味清々しい。
唯一良いところを見せた腹心は、殺しに手間暇と余韻を持たせていて逆に印象的である。
テールランプがずらっと並ぶ最初のシーンが目に楽しい。
☆☆☆☆
村上春樹
より洗練されて春樹ワールドが帰ってきた!という感じのダンス・ダンス・ダンス。
謎のツン美少女ユキとバーで出会うシーンと羊男の世界に迷い込むシーンは標本にして飾りたいくらいイカしている。ストーリーも俄然面白くなってきて惹き込まれる。下巻を徹夜で読む勢いである。
☆☆☆☆☆
村上春樹
前二作よりも小説然とした話になっていた。
春樹文体独特の飲み込まれる感じは健在。ファンタジーと現実が入り交じる謎空間の温度に刺される。
☆☆☆☆