監督:黒沢清
主演:中谷美紀、豊川悦司
PCの前に集まって深夜3時に鑑賞会をすることにw
黒沢清ホラー作品に初入門。いつぞやのまどマギ論の「CURE」や「回路」の人。
(ドキドキ)
↓
(うわー……)
↓
KOEEEEEEEEEEEE!!!1111
↓
こえー……?
↓
お、おう(´・ω・`)
で、結局あのミイラさんは関係あったんです?動くだけ?ミイラさん憑依すんの?気のせい?
というか、主人公が泥を吐く設定的な理由とか全く無いんじゃね?
最初の1時間はとっても怖い。風がヒューヒューと吹くとか、光が明滅するとかの定番な効果の使い方が上手くて、あっ、またホラーパート始まるぞ(ビクビクワクワク)って感じがして興奮する。
舞台になる家と離れの立地もとてもうまい。怪しい離れにわざわざ歩いて行って見に行くときの、緊張感と怖いもの見たさが伝わってくる。それに、ホラー要素は幽霊が後ろに立ってくる系なんだけど、そのときに絶妙に怖いカットが作れるように計算されている。
ミイラ-主人公-女子大生の、微妙に重なってくる関係性も怖い。ミイラと主人公が全く同じ姿勢でトヨエツに抱きかかえられるカットが地味に怖かった。ミイラ関係のホラーは主人公との重ねあわせで押している。その一環として泥吐きやらプライドの話が出てくるんだろう……けど、泥にはもうちょっと脈絡が欲しかった気がしないでもない。
で、問題は最後の30分。
時間軸が入れ替わって分かりにくくなるだけじゃなくて、いきなりズタボロの女子大生が現れて華麗なスルーを決めるシーンとか、アクロバティックミイラタイムとか、謎台詞とか、唐突極まるラブシーンとか、いきなり心中しようとする編集長とか、謎すぎるw
華麗なるステップをキメて胸に飛び込んできたミイラちゃんを組み伏せて、「動けるんなら最初からそうしろよ!」と説教をかますシーンのポカーン感は是非味わってほしい。
怖いホラー映画だったけど、見た次の日に半笑いでブログ書いてるくらいにはトラウマ度の薄い作品だったかもしれない。
私と同じホラー映画入門にお勧め……なのかしら。
おすすめ度:☆☆☆☆