クリストファー・ノーラン
自分を本格的に映画面に引きずり込んだ一作。
初回はまず音楽やBGMのクオリティに感動した。例えば、中盤のバットマンVSジョーカーの、ずっとエンジン音だけが唸るシーンの緊張感とか。摩天楼に一人佇むバットマンのカットも抜群にかっこいい。
☆☆☆☆☆
監督
荒巻伸志
全編3D映画。
スターシップ・トゥルーパーズが激しくジャパナイズドされて帰ってきた。
監督の経歴だけに全体的にジャパニメーションの風が漂っていて、シリーズファンというよりもロボアニメが好きな層のほうが好きになれる映画。ずっと艦内で戦うせいで以前の陸軍のアホっぷりが目立たなくなったせいか、俺は無印より好きですけどね。女スナイパーがかっこいい。
☆☆☆☆
魔法少女・高町なのはは、半年前の事件を通して友情を深めた親友フェイト・テスタロッサと再会した。再会を喜び合う二人だったが、その晩、なのはは謎の魔術師集団に襲撃される。あえなく敗北を喫したなのはとフェイトだったが、二人は強化された愛機とともに事件の真相の解明に乗り出す。
圧倒的な戦闘作画と熱く泣かせるストーリーで評判のなのはシリーズの映画最新作。
お話の筋はだいたいA‘sと一緒で、圧縮されてはいても全くその熱量は失われていない。特に、敵役となるヴォルケンリッターたちの戦う様が熱くて泣かせる。主を救うために無謀な戦いを続けるヴィータの力強い目付きが実に印象的で、不覚にもちょっと涙腺が緩みそうになってしまった。
また、ヌルヌル動く作画と激しいエフェクトの織り成す戦闘作画も圧巻。
魔砲戦どころか、わりと肉体的な殴り合いもガンガンやっちゃう小学生なのはが、戦闘機並のドッグファイトと唸る魔弾・レーザーで劇場と観客を揺らす。ストーリーにうまく絡めなかった分、今回のなのはさんは一貫して話の外側から全部ぶち壊しにやってくる戦闘悪魔的要素が強まっていたように感じた。
A’sから投入されたカートリッジ・システムの迫力も凄かった。まるで機関銃さながらに唸りを上げて光弾を乱射し、山のような硝煙と薬莢を排出する魔法の杖レイジングハートの勇姿がグッと来る。細かいところでは、ベルカのデバイス二つを担当している柿原徹也の喋りが地味に耳に残っている。
あと付け加えるなら、なのはさんとフェイトそんの変身シーンのヌードが非常にエロくてごちそうさまでした。
☆☆☆☆☆
監督
アンドリュー・ニコル
主演
ジャスティン・ティンバーレイク
アマンダ・サイフリッド
主人公ウィル・サラス/ジャスティン・ティンバーレイクと、そしてそれ以上にヒロインシルヴィア・ワイス/アマンダ・サイフリッドが魅力的で面白い。シルヴィアが吹っ切れてアクティブになった後の名コンビっぷりがいい。二人のアクションシーンがとても好みだ。
序盤にウィルが117年もの時間を譲り受けるシーン、酒を酌み交わして二人の影が向き合いあうあの瞬間が印象的。それにこの映画の大前提となっている時間=金という設定が、もちろん色々設定考証的なツッコミが入る余地が多分にあって脆弱といえるかもしれないけれど、映画全体に緊張感を与えている。実際、ウィルたちが時間を無駄にすることはないし、映画も殆ど全編通してキビキビと進行する。
近未来SF(?)のふりをして、だいたいお話は西部劇の文法で進む。端的に言ってしまえば、主人公は社会悪と金持ちに果敢に挑戦するビリー・ザ・キット。でも、1%の勝ち組と99%の負け組を生産しつづける新自由主義という社会が進行する中で、ウィル&シルヴィアのような義賊ヒーローという類型は一層に魅力的に見える。今の時代にうってつけのヒーロー像。
☆☆☆☆☆