新沢克海
恋敵トニー・スターク社長登場でヒロインの可愛さが急上昇するマガミシリーズ3巻。
ライトノベルの基本線に漸近したと思うと右斜め45°にカッ飛んでいく新沢先生はさすがというのかなんというか。
☆☆☆☆☆
新沢克海
十夜さんのダークナイト時空と裏のラブコメを楽しむ巻に見せかけて、言葉が人を動かせるのかを真摯に問う物語になっている。草太郎とイスカの言葉は最後まで作用しあわなかったのに比べて、妹の漫画は蛇上を動かしたんだな……。
「お前ら結局カタルシスが読みたいんだろ?ん?しゃーねーなーやってやるぜケッ」みたいなことを言いつつ完璧に話を落としに来る新沢先生に惚れる。
☆☆☆☆☆
新沢克海
読むと文学論をぶちあげたくなる新時代のブンガクライトノベル。テーマの独創的な転がし方やそれを支える筆力が半端ない。
映画論と思えば下ネタ、ラブコメ時空に入ったと思ったらセクトが革命を叫んだりする話で、読み味はテニスでやたら左右に振られるような感覚に近い。
章ごとに挟まれる2ch記事や映画対談集、新聞の切り出しなどのオマケも手が込んでいる。
☆☆☆☆☆
村上春樹
クールでかっこいい、過ぎ去っていく大学生の夏休み。
静かで透き通った夜の匂いが背筋を震わせる傑作中編。
☆☆☆☆☆
伏見つかさ
一時期の停滞ぶりが嘘のように気持ちのよい俺妹的ラブコメモードが戻ってきた。最初のころと比べて段違いに深化したキャラクター強度や文章力を感じさせる。
次回で最終回ということで期待が高まる。
☆☆☆☆